ソニー銀行は、2026年度早期のローンチを目指し、米国で米ドルペッグ型ステーブルコインの発行準備を進める。「ソニー経済圏」内での決済を円滑化することを目的とし、特にゲーム・アニメ分野に注力する。この動きは、日本の伝統的金融機関がWeb3技術を導入する上で大きな一歩を示す。 同行はこの取り組みを支援するため、米国の銀行ライセンスを申請したと報じられ、子会社設立も進める。並行して、Web3連携に必要な法的・技術的枠組みを検証するため、Layer 1ブロックチェーン「Sunrise」を用いた実証実験（PoC）が進行中だ。このステーブルコインは、ソニーの知的財産エコシステム内のユーザー向けに取引コストを削減し、決済効率を向上させることを目指す。 【続報】 新たな報道は、ソニー銀行が今後発行する米ドルステーブルコインがゲーム・アニメ分野に特化し、ブロックチェーンベースの決済をソニーのより広範なエンターテインメントエコシステムへ統合することを目指していると改めて伝える。