保守派に人気の動画プラットフォームRumbleの株価が、ステーブルコイン発行者Tetherが100万株を取得したとのニュースを受けて急騰した。この動きは、USDTステーブルコインで最もよく知られるTetherにとって、さらなる多様化の一歩となる。 この投資は、Tetherの暗号資産ネイティブな資産を超えてポートフォリオを拡大するという、より広範な戦略と合致している。Rumbleは、言論の自由とコンテンツ規制の緩和を主張し、従来のテクノロジー大手への挑戦者として自らを位置づけており、特定のユーザー層と投資家層を引きつけている。 Tetherの主要事業は多額の準備金に裏付けられたステーブルコイン運用であることに変わりはないが、今回の株式購入は代替メディアプラットフォームを支援することへの関心を示唆している。市場関係者は、これが暗号資産企業による伝統的な株式市場やメディアインフラへの投資というより大きなトレンドの兆候となるか注目している。